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理学療法士が辞めたいと思ったら読んでほしい

理学療法士を辞めたい・・・と考えたとき、、、

どのような職場に就職としても、理想と現実が一致しないことがあります。
仕事にやりがいを感じながらも、上司や同僚、職場の雰囲気と合わない・「仕事がつらい」「理学療法士を辞めたい」「他の仕事に転職したい」と感じることがあるかもしれません。多くの理学療法士たちは、同じような感情を抱いた経験があります。

理学療法士が仕事を辞めたいと思う原因や辞めたくなったときに考えられる選択肢、おすすめの転職先などについて詳しく説明しています。

 

職場環境を変えることは一つの手段

理学療法士として働いているけれど、最近仕事が辛くなってきた。
そんなとき、辞めたくなってしまう気持ちもわかります。
職場環境が合わないだけかもしれません。
他の分野に転職してみることで、自分に合った仕事が見つかるかもしれません。

仕事が楽しくない原因は、たくさんあります。
まずは自分が何をしたいのかを考えましょう。
自分が何をしたいのかをはっきりさせて、どんな仕事が自分に合っているのかを考えてみましょう。

仕事を辞めたいと思う理由、4選

知識が劣っている

リハビリ職種は、知識や技術が必要になってきます。
勉強会などに自分で情報収集して参加しなければなりません。

自分の状況が悪いことや、また知識が劣っていることでリハビリとして仕事をしていく自信を失うことがあります。

日々、単位取得のノルマに追われる

病院勤務の場合は、職場ごとに決まった単位数の取得を求められます。
だいたい、18~20単位程度取得しなければなりません。
単位に取得に追われる日々に辞めたいと感じる人も多くなります。

自分がやりたいリハビリを行うことができない

介護業務こみで雇う病院施設も最近は多くなっています。
介護業務のため、リハビリをすることが出来ずやりがいを見失う人もいます。
また、病院によっては手技が決まったところもあり、やりたい手技が出来ないことあります。

給与が不十分である

理学療法士の平均年収は約427万円です。(令和3年度賃金構造基本統計調査より)
出典:厚生労働省 賃金構造基本統計調査 https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2021/index.html
結婚など生活状況が変わった際に給与が少ないと違う職場を探す人も多いです。
これらの問題の場合は、生活面がかかっているので客観的・冷静に考える必要性があります。

 自分に合った職場を選ぶためには

自分に合った職場を探すためには、自分の希望、市場価格、現在の市場はどのようなリハビリ職員を求めているかを調べ考えましょう。
まず情報収取が大事です。
転職サイトに相談し、アドバイス・情報をもらいましょう。

職場を辞める前に

辞めたいと思った時に、自分が勤める職場以外にいろんな職場があることを知っておくことはとても重要です。

総合病院

最初の職場として選ばれるのが、総合病院です。
多くの疾患とかかわることができ、基本技術を習得することが出来ます。
いろいろな疾患と接することで自分の興味がでた分野に転職する人も多くいます。
給与は低く、残業が多い傾向があります。

整形外科クリニック

腰や肩など、特定部位に特化している病院もあります。
患者数が多く、取得単位を多くとらないといけません。
整形外科クリニックは残業が多く、休日が少ないです。

介護老人保健施設

介護老人保健施設は、在宅復帰を目指す施設です。
在宅へのアプローチを行いたい人に向いています。
介護保険分野にかかわりたい人はおすすめです。

デイケア

デイケア・サービスは、日帰りで入浴・運動・レクリエーション等を行う施設です。
デイサービスでは機能訓練指導員として、レクリエーションや運動・リハビリの提供を行います。

訪問リハビリテーション

訪問リハビリテーションは、自宅内外の日常動作の維持・向上に対してリハビリをおこないます。
現在は、休みは多くあり、残業も少なく、給与が高い傾向にあります。

スポーツクラブやスポーツチーム

スポーツ選手をサポートする仕事です。
求人数が少ないため整形外科勤務でボランティアで行っている人も多いです。

転職には求人サイトを登録する

転職サイトを利用して業者に動いてもらうと、希望に合った転職先が見つかりやすくなります。公開されていない転職先でも、転職アドバイザー経由でみつかる場合があります。

 

株式会社メディカルジョブセンター


理学療法士自体を辞めたい?

もったいないという声を聴くと、自分でも思うと思います。

しかし自分に合わない仕事続けていくのは、ストレス過多で、体をこわすぐらいなら理学療法士を辞めるのも一つの手ではなかと思います。

資格自体はなくならないため、もう一度この仕事をしたいと思ったとき、復帰して仕事をするのも一つの手ではないかと思います。



ABOUT ME
araki yasuhiro
15年以上の臨床経験を持つ理学療法士。急性期から外来リハビリまで幅広く対応。 看護師の腰痛予防対策に携わり、チームリーダーとして組織運営や新人教育にも貢献。クリニックではリハビリ責任者を歴任。 大学院ではノルディックウォーキングの研究を行い、卒業後も研究と教育を継続している。 また、医療従事者向けのセミナーを開催する団体「ONE-STEP」を立ち上げ、多くの専門家に向けたセミナーを提供中。学術的な視点と実務経験を融合し、現場で活かせる知識を提供します。