実習

リハビリ学生が確認しておきたい実習での注意点

 実習に行く前は実習で不安になることはよくありますよね。

患者さんとの初めての接触や、実際の現場での技術の実践など、多くの課題があると思います。
しかし、心配しなくても大丈夫です。

知っておくべきことや、役立つコツなどを20年目の理学療法士が、不安を解消するお手伝いができます。
この記事は、知っておきたい情報が満載です。

実習に行く前に、ぜひこの記事を読んで自信をつけてください。

この記事の信頼性

lucky

✔理学療法士25年目
✔専門学校教師
✔教員生活15年目

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実習地はどうやってきまるの?

実習地は基本的には自分で選択できません学校が決めるためです。

整形外科・中枢の病院・施設に行きたいかなどの希望は聞かれます。

実家などから通える施設に行く場合もあります。
また、実習地が遠方のために、ホテル、レオパレスから通うこともあります。

施設によっては、複数人実習を受けている人もあります

実習での心構え

まずは、挨拶です。これが一番大事です。

 挨拶出来るかどうか、コミュニケーションをとっているか、挨拶を大事にしているバイザーは多いです。逆に、挨拶が出来ないと印象が悪くなります

検査測定、評価が出来なくても大丈夫、学生は出来ないのが当たり前です。
出来ないのはいいですが、評価をする内容などは覚えておきましょう。

 

見学時は謙虚な姿勢で臨む

見学時は、言葉遣いなどのマナーを守りましょう。
見学中はずっと立っているため、よそ見をしたり、ふらふらしないようしましょう。

実習中は寝ましょう!

実習中の睡眠時間は平均2~3時間だったなどの話をよく聞きます。
調べ物をしたり、レポートを書いたりするのに時間がかかりますよね。

実習中でも最低6~7時間しっかり寝れるよう時間の配分をしましょう。

わからないことは積極的に聞こう!

見学中、質問されて答えられなくても大丈夫です。
分からないことはわからないので調べればいいことです。
何より大事なことは、経験を積むことが大事です。

実習で患者様への対応、評価、などたくさんの経験を積むことに集中してください。

書籍や文献は多めに持っておきましょう!

実習中は調べ物が多くなります。
文献がないと調べることができないため、レポートの内容が十分に出来ません
文献をコピー・PDFを持っていくのもありです。

レポートでは訂正内容を必ず直しましょう!

実習では、担当のレポートを作成しないといけません。
バイザーから指摘された内容は必ずレポートに反映・修正しましょう
訂正した内容が反映されてない場合は、やる気がないな・・という印象をあたえてしまいます。

まとめ

バイザーに良い印象をもたれる学生は、積極的に学ぶ姿勢があります。
指導されたことに対して、調べてレポートを書き提出しましょう。
また、積極的に解らないことはバイザーに聞きましょう。

(わからないことを聞いてもわからなくて答えてくれないバイザーもいますが、、、結局調べてきてねで終わらせる人もいます。そういうバイザーはあまりよろしくないです)

実習地は評価はしますが、合否の決定権は学校にあります。
やることをしっかりやっても、バイザー次第で実習の点数が悪くなることがあります。(変なバイザーも多いです、、、、)

早めにバイザーと合わない場合は、学校の先生に報告しましょう。そしてちゃんとやっているがバイザー取り合ってくれないことを説明しましょう。

実習中はいろいろありますが、何があっても気にせず、学生として社会人としてやるべきことをやれば、落ちることはありません。



ABOUT ME
araki yasuhiro
15年以上の臨床経験を持つ理学療法士。急性期から外来リハビリまで幅広く対応。 看護師の腰痛予防対策に携わり、チームリーダーとして組織運営や新人教育にも貢献。クリニックではリハビリ責任者を歴任。 大学院ではノルディックウォーキングの研究を行い、卒業後も研究と教育を継続している。 また、医療従事者向けのセミナーを開催する団体「ONE-STEP」を立ち上げ、多くの専門家に向けたセミナーを提供中。学術的な視点と実務経験を融合し、現場で活かせる知識を提供します。