四肢長
通常直立姿勢で測定
指標を触診、皮膚にペンで印をつけ、測定したほうがいい
単位は小数第1位まで読む
上肢
上肢長・・・肩峰から第3指先
肩峰から橈骨茎状突起
上腕長・・・肩峰から上腕骨外側上顆
大結節から上腕骨外側上顆
前腕長・・・ 上腕骨外側上頼から橈骨茎状突起
上肢実用長・・・健側腋窩下端から母指先端 ( 義手作成時)
参照:吉元洋一・森重康彦・千住秀明:理学療法評価法 P35,2000
下肢
下肢長
棘果長 (SMD) ・・・上前腸骨棘から内果
転子果長 (TMD) ・・・大転子から外果
* TMDが同じでSMDが異常があれば股関節に何らかの問題が あると考えられる
*SMDは股・ 膝関節の肢位によって大きな誤差を生じるので注意する
大腿長… 大転子から大腿骨外側上顆
大転子から膝関節裂隙
下腿長・・大腿骨外側上顆から外果
膝関節裂隙から外果
下肢実用長・・素足で直立位 坐骨結節から床面(義足作成時)
参照:吉元洋一・森重康彦・千住秀明:理学療法評価法 P35,2000
四肢周径
関節の腫張度合、 筋の萎縮状態を知る
巻尺が、皮膚との間を締めず、隙間を作らず、直角にする
単位は小数第1位
上肢
上腕周径・・ 伸展位上腕周径 (体側に下垂させ、上腕中央部を測定)
屈曲位上腕測定 (肘関節を最大屈曲させ、 最大膨隆部を測定)
前腕周径・・ 最大前腕周径 (前腕周径の最大部を測定)
最小前腕周径 (前腕周径の最小部を測定)
下肢
大腿周径:
膝蓋骨の中心部 (膝関節裂隙)、及び上縁から中枢方向へ5・10・ 15・20cmの部 位を測定
*膝蓋骨中心部では膝関節の腫張の程度、
5cm :内側広筋の大きさ
10cm :外側広筋の大きさ
15~20cm:大腿全体の筋群の大きさ
5cm :内側広筋の大きさ
10cm :外側広筋の大きさ
15~20cm:大腿全体の筋群の大きさ
下腿周径:
最大下腿周径 (測定:腓腹筋の最大膨隆部)
最小下腿周径 (測定:内外果直上の最小径部)