リハビリで血液検査を見ても何を見たらいいかわからない？どうしたらいい？
ここでは簡単なチェックポイントを書いていくよ。
今日は、鉄について学んでいこう！
鉄の基準値は?
男 54～200 女 48～154（μg/dL） です。
鉄は赤血球の材料になり、赤血球中のヘモグロビンの材料で、体内に取り込まれた酸素を全身に運ぶ働きがあります。鉄不足になると、酸素を運べなくなり貧血を発症します。
鉄欠乏の原因は？
①鉄需要増加、②鉄供給の低下、③鉄喪失（月経，消化器出血など）に分けられます。
症状は？
動悸、息切れ、疲労感、倦怠感、顔色不良、集中力の低下、やる気の低下が見られます。
リハビリを行う上で、鉄の基準値の確認したほうがいい項目です。
鉄不足になれば、赤血球の酸素が各細胞に届かないため、ATPの生産が追いつかず、集中力の低下、やる気の低下が考えられます。また、鉄欠乏性貧血のため転倒のリスクが考えられます。
